こんにちは!ともいまです。
今回は私が留学に興味を持ったきっかけについて
お話していきます。
私自身、思ってもみなかったことがきっかけになったので、
あなたも何がきっかけになるかわかりませんよ(*^^*)
最初は軽い興味
私が通っていた中学では希望者だけですが、
夏休み中にオーストラリアへの語学研修がありました。
期間は20日間です。
海外に行ったことがなかった私は、
「外国ってどんな感じかな?」
「行ったことないから、行ってみたいな」と
薄い興味を持って参加しました。
そして両親にお願いし参加させてもらうことに。
参加者は事前に別の英語クラスが用意され、
それに参加しないといけませんでした。
正直、めんどうくさいな~と感じてました(;^ω^)
だって、放課後に残って小一時間ほど、
オーストラリアの歴史や文化についての勉強。
お世話になる学校で最終日にする英語劇と歌の練習。
プラスαの英会話レッスン。
あと研修ではホームステイもプログラムに組み込まれていたので、
ホームステイでの注意点。
これらのことを出発までの期間で準備したので、
だんだん行くモチベーションが下がってしまいました(;^ω^)
それでもホストファミリーとの文通はすごく楽しくて、
会うのを楽しみにしていました。
「どんな人達なんだろう?」
「ちゃんと英語で話せるかな?」
「いっぱい一緒に遊べたらいいな」
準備レッスンはあまり真面目に参加しなかったのに、
誰よりもワクワクしていましたね(笑)
先生にも、
「そんなに楽しみにしてるなら、
ちゃんと準備しなさい!」と
言われたほどでした(;´∀`)
そして、いよいよ出発です!
見るものすべてが新鮮でテンション上がりっぱなし
待ち合わせは空港。
空港に着いた瞬間から、
ワクワクと不安で自分でもよくわからない感情でした。
緊張しながら飛行機に搭乗。
実は飛行機に乗ったのも、
この時が初めてです。
なので、機内でもワクワクが止まりません♪
隣にいた友達にずっと話しかけていましたが、
友達から、
「ごめん、ちょっと静かにして。」と言われるぐらい(^^;
それでも興奮冷めやらぬ私は、
何度も研修の行程表を見たり、
ホストファミリーからの手紙を読んだりして、
到着を待っていました。
そしてついに!
オーストラリアに着きました!
着いた瞬間からもうテンションは最高潮!!
目に映るすべてのものが新鮮で、
ずっと一人で興奮していました(笑)
最初の3日間は「ドミトリー」と呼ばれる宿泊施設で
現地の英会話講師の先生とレッスンをしました。
この間は友達と和気あいあいしながら
楽しくレッスンをして
初めての海外生活をエンジョイ♪
ビーチに行ったり、
ショッピングモールに行ったりしました。
初めて見る海外のビーチは青く澄んでいて、
とても感動しました。
「こんな世界があるんだな。
大人になったら、この国に住んでみたいな。」
ぼんやりとそう感じたことを、
今でもはっきり覚えています。
たった3日で私はすっかりオーストラリアの虜になってしまいました♪
ついにホストファミリーと対面!
待ちに待ったホストファミリーと対面の日。
緊張と不安が入り乱れるなか、
会場でホストファミリーを探していました。
すると1人の女性と小学生の女の子に声をかけられ、
「あなたともいまだよね?
私たちが今日からオーストラリアでの家族だよ」
(この人達だ!)
嬉しさと恥ずかしさと緊張で何を話したのか覚えていません(笑)
しかも最初に会ったときの挨拶も考えていたのですが、
それを言う間もなく、車に連れていかれました(^^;
友達に最後挨拶する時間もなかったので、
急に寂しくなりましたね(;´∀`)
そして、そこから約20日のホームステイが始まりました。
通常、ホストファミリーは受け入れ経験がある人が多いとのことなのですが、
私の場合は、私が受け入れるの始めただったみたいです。
なので、家族と言いながらもお客さんのように扱ってくれました♪
だけど楽しかったのは最初のころだけでした。
しだいに、言葉が伝わらないことにショックを受け始めます。
14歳なので仕方ない部分はあるかもしれませんが、、。
いつも電子辞書が手放せなかったです。
唯一私が言えた言葉は
「Yes」「No」「Thank you」
この3文字だけでした。
それでもどうにかして会話がしたかったので、私は必死に辞書で単語を調べながら
自分が知っている文法も使って会話をしようとしました。
きっとひどい文法と
めちゃくちゃな発音だったと思います。
それでも彼らはそんな私の英語をなんとか理解しようと頑張ってくれて
嬉しい反面、情けなかったです。
実際言いたいことが伝わらず、
悲しい思いをしたエピソードがあります。
私のホストファミリーは毎日お弁当を作って持たせてくれていました。
お弁当と言っても日本ように
ご飯とおかずのあるお弁当ではなく、
サンドウィッチとフルーツです。
ですが、学校の中に食事を買える購買のようなお店もあったので、
そこで買うことも出来ました。
ある日、友達とその購買でお昼を買う約束をしたので、
お弁当がいらない事をホストマザーに伝えないといけません。
でも、何と言ったらいいのかわからないのと、
「お弁当いらない」と伝えることに申しわけなさも感じていました。
(でもせっかくだし、海外の学校の購買で
お昼も買ってみたい!)
勇気を出して、ホストマザーに
「明日のランチは友達と購買で買うから、いらないよ。」
と自分で考えた英語で言ってみました。
見事に伝わらず、
いつも通りに用意してくれました( ;∀;)
その後、何度か同じことを挑戦してみましたが、
結局一度もその購買でお昼買うことは出来ませんでした(^^;
「こんなはずじゃなかったな・・。」
「もっとちゃんと会話したい・・!」
そんな不完全燃焼のまま
20日間が終了し帰国の日を迎えます。
たった20日で人生が変わることもある
最後の見送りは
最初に迎えにきてくれたお母さんと娘さんでした。
最後にお母さんが言ってくれた言葉
「いつでも帰ってきていいのよ。
ここはともいまの家で、私たちはともいまの2つ目の家族なんだからね」
本当に本当に嬉しかったです。
だけど私は、
「Thank you,mum」
しか言えませんでした。
(もっと自分の気持ちを伝えたい!)
(言いたい事はたくさんあるのに、
どうして言えないの?)
(もっとたくさん話がしたかった・・。)
自分の情けなさと、くやしさでいっぱいでした。
それと同時に、寂しくて泣いてしまいましたが、
ある一つの事を心に誓いました。
「絶対にもう一度、ここに帰ってくる!
今度は自分の言いたい事をちゃんと英語で言いたい!」
そう心に誓って日本に帰国。
家に帰りスーツケースを開け荷物を出していると、
いろんな所から手紙が出てきました。
どうやら娘さんが書いて隠したみたいでした。
内容は、
「ともいまが日本に帰って寂しい」
「次はいつ帰ってくるの?」
「大好きだよ、私のお姉ちゃん」
この手紙を読んでまた泣いてしまいました。
改めて語学を勉強することと、
将来は英語を使った仕事がしたいと考えるようになったのです。
この20日間が私の人生のターニングポイントとなり、
留学を決意した出来事です。
また人生の目標を見つけた出来事でもあります。
人生の目標
それは、
「オーストラリアで生きたい」
実際1年半シドニーに語学留学に行き、
まったくストレスを感じず生活をしました。
まぁ1年半語学学校に通っていただけで、
アルバイトなどの仕事はしていなかったので実際に仕事をするとなれば、
それなりのストレスもあると思いますが、
それでも私はオーストラリアで生活がしたいと思ったのです。
14歳の20日間の出来事が
私に人生の目標を見つけるきっかけになりました。
正直、私自身、ここまで英語にのめりこむとは
思いませんでした。
それに一緒に語学研修に行った友達で
語学の道に進んだのは私だけです。
それぐらい私にはインパクトがある出来事で、
またオーストラリアが私に合っていたのだと思います。
人生は何がきっかけで大きく変わるかわかりませんね♪
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