IELTS Reading勉強法

  
目安時間 15分  
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こんにちは! ともいまです。

 

今回は社会人の方にオススメの
大学院留学に必要な英語試験について
お話していきます。

 

今私も勉強中の試験で、
海外の大学院に入るには
英語力の証明として提出しなければならない書類の一つになります。

 

どんな試験もそうですが、
一朝一夕で目標を達成することはできません。

 

数か月の時間がかかります。

 

なので、もしあなたが今

 

「留学に興味あるし、
将来的に海外の大学院も視野に入れたい」

 

そう考えていらっしゃったら、
早めにこの試験対策だけは始めたほうがいいです。

 

今回の記事が、
大学院留学を考えているあなたの参考になれば嬉しいです。

 

 

海外の大学院留学に必要なIELTS

 

 

その試験はIELTS「International English Language Testing System」
(アイエルツ)と言います。

 

イギリス発祥の試験で、
英語圏の国に移住・留学・就労をするための英語力を測定するための英語試験です。

 

世界140カ国、10,000以上の機関で認定されている試験です。

 

英語圏の中でも特に
イギリス・カナダ・ニュージーランド・オーストラリアの大学院に留学する際には、
IELTSの証明が必須となります。

 

日本での知名度は昔はそんなにありませんでしたが、
最近は少しずつ知名度も上がってきています。

 

IELTSには種類が大きくわけて2種類あります。

 

  • アカデミックモジュール
  • ジェネラルモジュール

 

この2つ、何がどう違うのか?

 

それぞれに使う用途が違います。

 

アカデミックモジュールは海外大学・大学院へ留学するときに
ジェネラルモジュールは海外での就業やビザ申請に使います。

 

この試験、今私も勉強中なんです!

 

今はオーストラリアの大学院留学を考えているので
アカデミックモジュールを勉強中です。

 

この試験の勉強が結構大変です・・(;^ω^)

 

何が大変なのか?

 

実際私が苦労している部分や勉強方法を
お話していきます。

 

 

リーディングが1番時間かかる

 

 

この試験の何が大変なのか?

 

それはリーディングの時間配分です。

 

リーディングは60分で3つのパッセージを解きます。

 

問題の数は全部で40問。

 

1つのパッセージにかけれる時間は
単純計算で20分。

 

私は最初、

 

「20分あったら解けるでしょ?」

 

と高を括っていました・・。

 

実際問題を解いてみると、まったく時間がありません!!

 

この試験、最初のパッセージ1はそこまで内容が
難しくないのですが、

 

パッセージ2,3と進むにつれて難易度が上がってきます。

 

それに問題数も多くなっていくんです。

 

特に最後のパッセージ3の問題数が一番多くて
20分じゃ全然時間が足りません!

 

時間が足りず、最後まで解く事が出来ませんでした。

 

一度、時間配分を考えずに
とにかく全問回答することに焦点を当てて解いてみました。

 

すると、その時は75分かかったんです・・

 

15分もオーバーしてます(;^ω^)

 

そのときの正解数は9点満点中7,5でした。
(IELTSの試験は0,5刻みで採点)

 

時間かけた分、正答率はあがりましたが、
本番の試験ではこの方法はもちろん通用しません。

 

 

 

私がしなければいけない事が
この15分を短縮して、かつ正答率も上げるということ。

 

そのために、どんな勉強法がいいのか?
どんな戦略で解けばいいのか?

 

すでにこの試験でハイスコアを出している人のブログやYou Tubeを調べてみました。

 

調べてみると、リーディング攻略の鍵は2つあることがわかりました。

 

 

単語をとにかく覚える

IELTS リーディング攻略の鍵、1つ目は
「単語」です。

 

単語はリーディングだけではなく、
リスニング、ライティング、スピーキング
すべてのセクションで必要になります。

 

また一度覚えた単語はリーディングで使えるだけではなく、
他のセクションでも当然使えることが出来るので、
一番最初に取り掛かるのがいいとのことです。

 

この単語を覚える方法も、
とにかく早いスピードで単語を見ること。

 

人間は忘れる生き物なので、
1つの単語を覚えるまで、次に進まないという方法は非効率。

 

何度も何度も繰り返し目にすることで、
見覚えのある単語が増えて、
意味のわかるものも出てきます。

 

私は今月頭に単語帳を買って
今1500ほど目にしました。

 

その単語帳が3500語載っている本なので、
ちょうど半分ぐらいにきています。

 

今は1日に50個の単語を見ていますが、
もう少しスピードアップも出来るかなと考えているので
来月から100語に増やしていきます!

 

この方法は、まだ始めたばかりなので
劇的な変化はありませんが、

 

リーディングの問題で、私が覚えている単語と苦手な単語がわかるようになってきました。

 

 

それに何より一番の収穫は、

 

単語を覚えるモチベーションが上がったことです!

 

 

 

実は私、以前は自分で単語帳を作っていました。

 

問題を解いてその中で分からなかった単語を調べて、
それを別のノートに書き写す。

 

でも書いたことに満足して、
その後、その自作の単語帳を見返すことはありませんでした。

 

めちゃくちゃ非効率だし、時間がもったいないですね(;^ω^)

 

なんでこんな方法取っていたかと言うと、

 

「わざわざ単語帳買わなくても、いいんじゃない?」

 

と考えていたからです(;^ω^)

 

留学中にかなりの数の単語を覚えたので、
その積み重ねた単語があるから大丈夫!

 

そんな変な自信とプライドがあって、
単語帳買わずに1年以上、経過してました・・。

 

自作で単語帳を作るほうが効率が悪いうえに、
作ったことに満足してしまい、あとから見返すことがいっさいなかったので、
もちろん語彙力が増えるわけありません。

 

もっと早く買っておけばよかったと後悔しています(ノД`)・゜・。

 

 

復習に時間をかける

IELTS リーディング攻略の鍵、2つ目は
「復習」です。

 

間違えた問題を解説見ながら、どうして間違えたのか?
なぜこの回答を選んでしまったのか?

 

これらをしっかり見直すのですが、
復習の中でも一番時間をかけた方がいい事が

 

「精読」です。

 

 

「精読」とは、文章を1文ずつ丁寧に読んでいくという意味です。

 

わからない単語を調べることはもちろんですが、
その文章の全体の主語・動詞を見つけたり、
使われている文法を特定したりすることを言います。

 

つまり、英文を細かく分析することですね。

 

 

この精読の何がリーディング攻略に効果的なのか?

 

それは、

「英文の構造を理解して、正しい文法や語彙力を身に付けられる」から。

 

 

IELTS アカデミックのリーディングは学術的な文章が多く、内容も専門的なものが多いです。

 

例えば宇宙の話だったり、遺伝子、環境問題などがあります。

 

興味があって、すでに日本語での知識が少しでもあるトピックなら、
内容に前向きに取り組めるかもしれませんが、
すべてがそうではありません。

 

しかも1文がすごく長いので、私は最初英文を読んでも意味がスッと入ってこなかったです。

 

この原因は、

  • 単語がわからない
  • 文章の主語・動詞がわからない

 

 

この問題を解決するためにわからない単語を調べ、
使われている文法を理解し、英文を分析する必要があります。

 

私が実際にしている方法は以下です。

 

  • わからない単語を最初に調べる
    (曖昧な単語も含め、意味が瞬時に出てこなければ全部ピックアップする)
  • But,However,Whileなどの逆説を表す接続詞をマーカーペンでチェック
  • 関係詞(who,whichなど)にもチェック
  • 指示代名詞(it,that,they)が何を指しているのかチェック

 

また英文全体の主語・動詞などを把握しながら読み進めていかなければいけないです。

 

また単語を調べるといっても、
1つの単語が複数の意味を持つこともあります。

また同じ単語でも品詞によって意味が違うこともあります。

 

例えば、objectiveという単語があります。

形容詞では「客観的な、公平な」という意味ですが、
名詞では「目標、目的」です。

 

このように単語でも品詞によって意味が異なる場合があるので、
「この文章にはどの意味が当てはまるのか?」

これを考えながら、意味を調べなければいけません。

しかし精読をすることで、これらの文法・単語の知識が増えるだけではなく、
英文全体の構造を理解することに繋がります。

 

これが出来れば、初めて読む文章でも構造を理解でき、
スピードも早く読めるようになってきます。

 

上記の方法を続けると、
最初は読めなかった長文の全体像を掴む事が
早くなってきました。

 

もちろんわからない単語はまだまだがありますが、
文章全体の主語・動詞を見つけるスピードが断然早くなりました!

 

 

精読を続けた結果は?

正直、この作業はめちゃくちゃ時間がかかるし
単語を調べても、文章が複雑過ぎて、何言ってるかわからないことが多いです(>_<)

 

何言っているか分からなさすぎて、
投げ出しそうになることもしょっちゅう・・。

 

でも、「語彙力の強化」「精読」を続けた結果、
文章の全体像を掴むスピードが早くなってきてます!

 

特に主語・動詞を見つけることが早くなりました!

 

また私がすでに理解している文法でも
「なるほど。こうゆう使い方も出来るんだな。」と
新しい発見にも繋がるし、

 

「ここは文法的に○○だと思ったんだけど、違うのかな?」と
見逃していた文法に気づくことも出来ます。

 

まだこの「精読」を始めたばかりで大きなスコアアップには繋がっていませんが、
少しずつ文章の全体像を掴めるようになってきています(^^♪

 

これからも毎日たとえ30分でもいいので、
「精読」を続けていきます!

 

大きな成長やスコアアップがあれば、
また記事でご紹介しますね!

 

 

※ 以下は私が参考にしたブログです

 

「IELTS Reading スコア5.5 →8.5を半年で達成した僕が考える英語の勉強法・参考書」

https://dent-sweden.com/english/ielts/ielts-reading/reading8-5

 

 

「IELTS9.0の講師が教えるリーディング対策」

https://ielts.jp/ielts-strategy/reading/

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ともいま

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はじめまして☺ 30代フリーターのともいまと申します。 25歳でパニック障害、31歳で留学を経験しました。 現在、もう一度オーストラリアに戻り大学院留学のための準備をしています! このブログでは私が実践しているIELTS勉強法と、パニック障害を乗り越えた方法、夢を叶えるマインドについて発信していきます。 主な活動場所はTwitterです(*^^*)

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